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「使わないのが理想」と分かっていながら、
それでも“つくる判断”をした理由
環境配慮資材・消耗品(消耗品・運用設計)/公開可※製造条件・取引条件の詳細は非公開
当初の状態・迷い
環境問題やSDGsの文脈を考えたとき、
そもそもストローは「使わない」ことが
最も望ましい選択だと考えていた。
一方で、医療・福祉・飲食・宿泊など、
どうしてもストローが必要な場面が
現実として存在していることも分かっていた。
「使うべきではないもの」を、
あえて事業として扱うことに迷いがあった。
疑った前提・問い直したポイント
●ストロ ーは“なくすべきもの”としてすべて同じ扱いでよいのか
●紙やプラスチック以外に、別の選択肢を提示する意味はあるのか
●環境配慮は理想論だけで語るべきものなのか
「正しい答え」を示すのではなく、現実の中で選べる余地を残すことに意味はないのかを問い直した。
再定義した判断軸
この取り組みでは、「何が一番正しいか」を決めるのではなく、
“選べる状態を増やす”ことを事業の軸に据えた。
●ストローを使わざるを得ない場面に限定する
●素材そのものの成り立ちに目を向ける
●一時的な流行ではなく、継続できる前提を重視する
環境配慮を思想ではなく、選択肢として成立させるという判断を行った。
ネーミングの位置づけ
「さとうきび繊維ストロー」という表現は、
環境に良いことを強調するためのネーミングではない。
この商品が
●農業由来であること
●人が口にする素材であること
を、そのまま伝えるために説明として必要だった結果である。
その後の変化
●海外での製造委託による安定供給体制を構築
●PB商品として日本国内で展開
●環境配慮の“主張”ではなく、選択理由を説明する形での提案に切り替え
導入先との会話も、「どれが一番エコか」ではなく、
「どういう場面で必要か」を共有するものへと変わった。
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